前回は「土間をSOHOとして活用するシェアハウス②〜デザインコンセプト・シェアハウスとは何か?・土間から生まれる交流・触れ合い・交流を喚起する空間・新たなライフスタイルをデザインで具現化〜」の話でした。
東京における「新たな職住のスタイル」を提案
こんにちは。
その「触れ合う場・空間」に日本らしさを
デザインしよう。
昔から日本の住まいにある
土間を再生できないだろうか・・・
こうして、「土間」をコンセプトの柱にすることにしました。
そして、住戸の土間を拡張し、作りつけの木の机を配置して、広々とした玄関を作りました。
元々ワンルームだった小さな住まい。
玄関と廊下を合体させて、
「合理的・機能的」な住まいとなりました。
さらに、小さなSOHOとしても活用できる空間を想定しています。
東京における「新たな職住のスタイル」を提案する設計のイメージです。
「広い土間」を活かした共用空間
今回は、共用部分についての話です。
それぞれの住まいにある「広い土間」を活かした共用空間です。
「広い土間」の
共用部・キッチン空間です。
最上階に、住人同士が交流できる空間を作ります。
キッチンやリビングなどのLDK・ランドリー・浴室を設けました。
広い土間は共用のLDKに面するので、土間が身近な存在になります。
キッチンや収納スペースを、
土間に配置しよう。
「土間」が、
全体のコンセプトになりますね。
土間から、靴を脱いであがる畳の和室をつくりました。
海外の方を意識して、日本らしい「和の空間」です。
フローリングのリビングが隣にあり、ルーフバルコニーをテラスとして一体で広く使える場としました。
住んでいる人たちが、
自由に楽しく過ごせる場となってくれたらいいね。
積極的に「交流したい」と、
思えるような場所にしたいですね。
建築のコンセプトから、夢が広がります。
建築から文化を発信:明快な空間構成
個室と共用部の空間構成に対し、明確な位置付けが出来ました。
LDK=開かれたパブリック空間
各住戸にある土間=半パブリック半プライベート空間
各住戸奥にある個室=プライベート空間
新しい文化を
提案できると思う。
建築から文化を
発信できますね。
共用部には、他にも様々なデザインの工夫ができそうです。
「外国の方から見たJapan」を意識しながら、
「Japanから、外国の方へ発信」する空間になります。
自信作が、まとまりました。
次回は上記リンクです。