土間をSOHOとして活用するシェアハウス③〜東京における「新たな職住のスタイル」を提案・「広い土間」を活かした共用空間・建築から文化を発信:明快な空間構成〜|東京の建築設計

前回は「土間をSOHOとして活用するシェアハウス②〜デザインコンセプト・シェアハウスとは何か?・土間から生まれる交流・触れ合い・交流を喚起する空間・新たなライフスタイルをデザインで具現化〜」の話でした。

目次

東京における「新たな職住のスタイル」を提案

DOMA-SOHO:模型(新建築紀行)

こんにちは。

Yoshitaka Uchino

その「触れ合う場・空間」に日本らしさを
デザインしよう。

Yoshitaka Uchino

昔から日本の住まいにある
土間を再生できないだろうか・・・

こうして、「土間」をコンセプトの柱にすることにしました。

そして、住戸の土間を拡張し、作りつけの木の机を配置して、広々とした玄関を作りました。

DOMA-SOHO:模型(新建築紀行)

元々ワンルームだった小さな住まい。

Mana Muraki

玄関と廊下を合体させて、
「合理的・機能的」な住まいとなりました。

さらに、小さなSOHOとしても活用できる空間を想定しています。

東京における「新たな職住のスタイル」を提案する設計のイメージです。

「広い土間」を活かした共用空間

DOMA-SOHO:模型(新建築紀行)

今回は、共用部分についての話です。

それぞれの住まいにある「広い土間」を活かした共用空間です。

Mana Muraki

「広い土間」の
共用部・キッチン空間です。

最上階に、住人同士が交流できる空間を作ります。

キッチンやリビングなどのLDK・ランドリー・浴室を設けました。

広い土間は共用のLDKに面するので、土間が身近な存在になります。

Yoshitaka Uchino

キッチンや収納スペースを、
土間に配置しよう。

Mana Muraki

「土間」が、
全体のコンセプトになりますね。

DOMA-SOHO:模型(新建築紀行)

土間から、靴を脱いであがる畳の和室をつくりました。

海外の方を意識して、日本らしい「和の空間」です。

フローリングのリビングが隣にあり、ルーフバルコニーをテラスとして一体で広く使える場としました。

Yoshitaka Uchino

住んでいる人たちが、
自由に楽しく過ごせる場となってくれたらいいね。

Mana Muraki

積極的に「交流したい」と、
思えるような場所にしたいですね。

建築のコンセプトから、夢が広がります。

建築から文化を発信:明快な空間構成

DOMA-SOHO:模型(新建築紀行)

個室と共用部の空間構成に対し、明確な位置付けが出来ました。

空間構成

LDK=開かれたパブリック空間

各住戸にある土間=半パブリック半プライベート空間

各住戸奥にある個室=プライベート空間

Yoshitaka Uchino

新しい文化を
提案できると思う。

Mana Muraki

建築から文化を
発信できますね。

共用部には、他にも様々なデザインの工夫ができそうです。

Mana Muraki

「外国の方から見たJapan」を
意識しながら・・・

Mana Muraki

「Japanから、外国の方へ発信」する
空間になると思います。

自信作が、まとまりました。

次回は上記リンクです。

新建築紀行

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