前回は「設計・デザインのプロセス②〜吉祥寺の集合住宅・都市に緑を発信する建築〜」の話でした。
設計・デザインのプロセス①〜設計とデザインのプロセス・本棚の柱のアイデア〜|東京の建築設計
コンセプトをデザインへ
目次
「本棚の森」のデザインコンセプト
こんにちは。
今回は、「本棚の壁」の設計案を考えたときの過程をご紹介したいと思います。
こちらは個人邸のリノベーションになります。
吹抜けがあった部分に床を貼り、
依頼者
2階に子供部屋を、
2部屋増築して欲しい。
この様なご要望がありました。
建主は、非常に沢山の本をお持ちでした。
これらの本を収納する
本棚を作ってください。
「たくさんの本棚を作ってほしい」というご要望を頂きました。
本棚で各部屋を仕切る、という案をもとに、
設計を進めました。
設計・デザインのプロセス
まずは大きな本棚をつくります。
様々な種類の本をお持ちでしたので、色々なサイズに対応できる本棚としました。
新書や漫画など小さいサイズのものから大きな図鑑まで、様々な本を収納できます。
その本棚で、2階のリノベーション部分を子供部屋と書斎に分けます。
大人もちょっとした作業をすることが出来るスペースとして、書斎は小さくても便利な空間です。
そして2階の動線を確保するために、本棚の一部を開けてドアとしました。
開口として本棚の一部をくり抜き、奥へ押し出すイメージです。
壁面を本棚とすることで、収納力も増え、本を身近に感じる生活を実現できると思いました。
使い勝手とオリジナリティを考慮した本棚によって、
暮らしの質がぐんと
上がりました。
建主に喜んでいただきました。
私たちならではの設計で、こんなリノベーションも出来ます!という
デザインをこれからも提案していきたいです。
こだわり詰まったマイホームが建つまで〜建主の要望と設計プロセス・建主の要望と予算・変化する気持ち…
子ども達がのびのび過ごせる空間
次回は上記リンクです。