設計・デザインのプロセス②〜吉祥寺の集合住宅・都市に緑を発信する建築〜|東京の建築設計

前回は「設計・デザインのプロセス①〜設計とデザインのプロセス・本棚の柱のアイデア〜」の話でした。

吉祥寺の集合住宅:中庭
目次

都市に緑を発信する建築

こんにちは。

今回は、吉祥寺の集合住宅の設計案を考えたときの過程を、ご紹介します。

計画地は周辺に大きな公園など特徴ある場所ではなく、いわゆる一般的な住宅街でした。

建築内部に、小さな森をつくることを考えました。

小さな森を
住まい手の方々に楽しんで欲しい・・・

「都市・街に樹木という緑を発信する存在」と
なって欲しい、という思いを込めました。

吉祥寺の集合住宅:配置図(Copyright : YDS)

設計・デザインのプロセス

まず計画する敷地に、建物の構造となる柱を均等に配置して計画しました。

吉祥寺の集合住宅:プロセス(Copyright : YDS)

そして円弧の壁と斜めの壁を立てて中庭をつくります。

吉祥寺の集合住宅:プロセス(Copyright : YDS)

出来た空間に緑を入れて森をつくりだします。

吉祥寺の集合住宅:プロセス(Copyright : YDS)

円弧の壁の一部に開口をつくって、森を街へ発信していきます。

吉祥寺の集合住宅:プロセス(Copyright : YDS)

このようなアイデアをもとに、設計を進め、建物を設計・計画していきました。

次回は上記リンクです。

 竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

新建築紀行

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