親子のコミュニケーションを生む間取り・プラン②〜家族の気配が分かる吹き抜けの空間・多様な吹き抜けの可能性〜|東京の建築設計

前回は「親子のコミュニケーションを生む間取り・プラン①〜子どもと親が過ごす住まい・階段の配置と「顔を合わせる」機会・子どもが家族と一緒に成長する住まい・のびのびと過ごす空間〜」の話でした。

目次

家族の気配が分かる吹き抜けの空間

熊本の家:リビング(新建築紀行)

こんにちは。

今回は、吹き抜けをつくることで「家族がどのように繋がりをもつことができるか」についてお話しします。

「吹き抜けが欲しい」という理由は、

依頼者

解放感や
広々としたお部屋にしたい!

「広々としたお部屋」を、ご要望される方が多いかと思います。

Mana Muraki

そのような効果もありますし、
家族の気配が分かることも大事です。

熊本の家:2階の廊下(新建築紀行)

他にも一階と二階の空間がつながることで、ちらっと姿が見えたり、声が通ったり。

Mana Muraki

すぐ近くに居なくても、
「お互いの気配がわかる」って安心しますよね。

多様な吹き抜けの可能性

熊本の家:リビングの本棚(新建築紀行)

熊本の家では、一階のリビングやキッチンと二階の子ども部屋からすぐの廊下が、吹き抜けでつながっています。

細長いヴォイドを通して、テラスからの自然光がリビングの奥深くまで広がってゆきます。

新建築紀行
熊本の家:アクソノメトリック(新建築紀行)

キッチンに居るお母さんが、上の階にいる子どもをふとした時に見かけて様子がわかることもあります。

Mana Muraki

小さいお子さんだったら、
見上げたり見下ろして・・・

Mana Muraki

やっほー!と手を振ったりして
楽しめるかな、とも思います。

熊本の家:吹き抜け(新建築紀行)

この吹き抜けは、下の階から見上げるとテラス越しに空が見えます。

自然光を室内に取り込むことがテーマですが、生活像を想像してつくった吹き抜けでもあります。

どーんと大きいお部屋をつくって、高い解放感があるのも大事ですね。

Mana Muraki

吹き抜けには、
いろいろな可能性があります。

次回は上記リンクです。

新建築紀行

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