子どもの感性を養う住まいの環境①〜自然の光のうつろい・「外の様子を感じられる」リビング・テラスに面する子ども部屋・のびのび成長する空間〜|教育とくらし

前回は「住まいと子どもの教育③〜練馬の家・木のテラス・木の壁・木の机〜」の話でした。

目次

子どもの感性を養う住まいの環境:自然の光のうつろい

豊島の家:リビングとテラス(新建築紀行)

こんにちは。

私たちは設計をする時に、外部から室内への光の入り方を、よく考えて設計しています。

Mana Muraki

空間の窓の大きさや向きによって、
自然の光の入り方が大きく変わります。

Mana Muraki

模型やCGで検討したり、頭の中で
光の様子をイメージします。

豊島の家:吹抜とテラス(新建築紀行)

テラスからの光で、リビングや個室が明るくなります。

Mana Muraki

四季や時刻に伴った光のうつろいを、感じてほしい、
と考えています。

Mana Muraki

そして、住まいで成長してゆく
子どもたちの感性に響く空間を目指しています。

「明るい住まい」は、とても良いと思います。

ここで、私たちが目指しているのは「ただ明るい」のではなく「自然の光のうつろい」が感じられる住まいです。

「外の様子を感じられる」リビング

豊島の家:リビング(新建築紀行)

豊島の家では、リビングの吹抜けに面して大きな窓があります。

Yoshitaka Uchino

日中は「ほわっとした柔らかい光」があふれて、
優しい雰囲気に包まれた室内になります。

夏はより力強く、冬はより柔らかな光の変化が現れます。

見上げれば空も眺めることが出来て、青空や夕焼け、星空など様々な風景が楽しめます。

新建築紀行
豊島の家:ドローイング(新建築紀行)

室内にいながら「外の様子を感じられる」リビングとなっています。

Mana Muraki

ここで過ごしながら、直感的な思いを、
育てていく事も大切だと思います。

例えば、子どもたちはリビングから空を見て、

男の子

今日は空が
きれいだね・・・

男の子

今日は、
雨で少し暗いね・・・

男の子

なんで、夏は
まぶしくて冬は違うんだろう・・・

このように、自然の様々な変化を感じるでしょう。

Mana Muraki

こうして、自然から何かを感じる
姿勢は、子どもの成長に大事だと思います。

テラスに面する子ども部屋:のびのび成長する空間

豊島の家:個室(新建築紀行)

子ども部屋は、2階のテラスに面する位置にあります。

男の子

部屋から空が見えて
楽しい!

女の子

明るい部屋で読書
するのが好き!

建主の子どもたちからは、とても好評いただいています。

Mana Muraki

子どもたちの
そういうの素直な感情に・・・

Mana Muraki

親が共有・共感することも、
教育の一環になるのかなと考えます。

新建築紀行
豊島の家:断面図(新建築紀行)

様々な空間から、空が望める住まいを目指しています。

Mana Muraki

広い空を眺めると、
良い気持ちになりますね。

そして、自然の光や風が内部空間を駆け巡るイメージで設計しています。

Mana Muraki

子どもたちがのびのび成長する
空間づくりを心がけています!

外部サイト「新教育紀行」で、子ども達の教育に関する記事を書いているので、ぜひご覧ください。(上記リンク)

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

次回は上記リンクです。

新建築紀行

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