前回は「住まいと子供の教育 2〜蚕糸の森アパートメント〜」の話でした。

私たちは設計をする時に、外部から室内への光の入り方というのを、よく考えて設計しています。

テラスからの光で、リビングや個室が明るくなります。

四季や時刻に伴った光の移ろいを、感じてほしい、
という感性に響く空間を目指しています。


豊島の家では、リビングの吹抜けに面して大きな窓があります。



日中はほわっとした柔らかい光があふれて、
優しい雰囲気に包まれた室内になります。
夏はより力強く、冬はより柔らかな光の変化が現れます。


見上げれば空も眺めることが出来て、青空や夕焼け、星空など様々な風景が楽しめます。
室内にいながら外の様子を感じとることができるリビングとなっています。



ここで過ごしながら、直感的な思いを、
育てていく事も大切だと思います。
きれいだな、今日は雨で暗いね、なんで夏はまぶしくて冬は違うんだろう、と感じます。



子供たちのそういうの素直な感情に親が共有・共感することも、
教育の一環になるのかなと考えます。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。