前回は「本棚の柱:リノベーションの設計プロセス②」の話でした。

キッチンとリビングを分節する為、ルーバーを取り入れる案の検討を始めました。
以前、ルーバーで空間を柔らかく分節する「蕎麦屋」を設計したことがあります。

半独立のような、
キッチンの空間にしましょう。
視線は遮りながらも、空間のつながりを予感させるデザインを考えます。



ルーバーを、細長い本棚で表現してみよう。



「本棚のルーバー」みたいで、
面白いですね。





今回は、「本棚の柱」というコンセプトでいこう!



模型を作ってみます。
ただ直線状に本棚を配置するより、もう少し動きのある空間を検討します。
柱状にした本棚を円弧上に配置させることで、さりげなく空間の繋がりを出します。





こうしてみたら、面白いかな。
模型を作りながら、色々と考えます。
設計案は、検討を重ねていく過程で変化していきます。



柱を円弧状に配置するのは、
面白いね。
ブラッシュアップして、ベストなものをご提示できるようにいつも心がけています。


「柱状の本棚」というものは、あまり見たことがありません。



なかなか面白いですね。



ここをこうやって見てみると、
本棚の隙間から、キッチンが見えるね。
模型を作りながら、様々な検討を加えます。
そこで、「どのような雰囲気の空間になるのか」模型で検討を始めます。



本棚のレイアウトを検討します。
次回は模型検討についでです。