前回は「本棚の柱:リノベーションの設計プロセス①」の話でした。

まずは大量の本を整理できる本棚を、デザインします。
本棚のある家という案でスタートします。

「本棚の壁」のように、本棚をメインコンセプトに
しよう。



はい。
その時の案を参考にしますか?



まずは、シンプルな本棚を、
キッチンとリビングの間に配置してみようか。


初期の案では、廊下の壁沿いに本棚を作ります。
さらに、キッチンとリビングの間にカウンターと本棚を置き、空間を分けます。
L字の本棚でキッチンとリビングを分節する、という明快な計画です。



シンプルな案だけど・・・



もう少し、デザイン性を出そう。



「キッチンとリビングを少し区切りたい」
という建主のご要望もありますね。





この案だと、今の対面式キッチンと同じくらい
キッチンが見えてしまうね。



もう少し、キッチンが隠れる方が
良さそうですね。
最初の設計案は、比較的シンプルな案となりました。


そこで、建主の要望を踏まえた上で、もう少し案を考えてみます。



少しシンプルすぎるから、
もう少し躍動感を出したいね。



模型で、いくつか検討してみます。
次回は、案を発展させていく話です。
完成写真は、下記からご覧ください。