前回は「こだわりの洗面室〜世界で一つだけの洗面化粧台〜」でした。
木に囲まれた明るい雰囲気の脱衣室
今回は、脱衣室の収納と洗濯への配慮の話です。
個人邸において、洗面室と脱衣室は兼用して一部屋にすることが多いです。
脱衣室と洗面室をまとめると
プランがシンプルになります。
水回りをまとめることで、プランがシンプルになり、設備計画が合理的になります。
そして、建築の一部に浴室や洗面室・脱衣室の箱状の空間が多数できると、構造的な安定感が生まれます。
洗面室とは別の脱衣室:家事や洗濯に配慮したデザイン
豊島の家では、建主から、
開放的な
お風呂にして欲しいです。
お風呂をガラス張りにして、
脱衣室とお風呂を一体化して広々した空間がいいな・・・
というご要望を受け、脱衣室を別に作りました。
そして、脱衣室に建主様のご希望通りの収納を作り、洗濯への配慮を考えました。
木の集成材で衣類を収納できて、脱衣しやすい機能的な家具をデザインしました。
脱衣室は、洗面室とは扉で区切って完全に別の部屋にしました。
ちょっと広々とした脱衣室だと、洗濯もしやすいかと思います。
全体のスペースとのバランスですが、
選択しやすいのは良いですね。
コンパクトで機能的な水回りの空間
洗濯機は洗濯パンに置くことが多いのですが、結構汚れます。
洗濯パンに色々とゴミなどがついてしまうと、
掃除もしにくいですね。
ここでは洗濯パンを設置せずに、排水管を洗濯機に直つなぎにしています。
上部に乾燥性能が高い、乾太くんを設置しました。
そして大容量の収納を設置して、収納を二つに分けて、衣類等を置ける場所を設置しました。
ここにはコンセントもあり、シェーバーなどを充電できます。
脱衣室は、毎日使う
大事な空間です。
機能的で、温かみのある脱衣室を
作りたいですね。
豊島の家は、全ての床に国産のヒノキ無垢フローリングを貼っています。
納戸も同様の集成材で製作しています。
熊野産ヒノキ、杉を使用した空間は、とても温かみのある空間です。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。