前回は「後楽園の桜と庭園〜後楽園と後楽園遊園地と東京ドーム・類まれな複合空間・池に揺らめく桜の光景〜」の話でした。
落ち着いた日本文化が感じられる旧安田庭園:墨田区の「横綱」の地名

先日、子どもと一緒に両国付近を散策しました。
日本の特徴的文化の一つである「相撲」のメッカであり、両国国技館が駅前にあります。

「横綱」という地名があるのを見て、

いかにも両国らしいな、
と思いました。
そして、旧安田庭園を訪問しました。
名前からして、いかにも「安田財閥に関わる」庭園です。


東京大学の安田講堂は、安田財閥の創始者・安田善次郎が匿名で寄付して建設されました。
安田財閥は「都市に強く配慮する」傾向が強いと思います。


旧安田庭園では、広大な日本庭園が広がり、落ち着いた日本文化を感じることができます。
こういう日本庭園を見るときは、周囲のビル群が邪魔に感じますが、



都市の中にあることも
大いなる価値だと思います。
池の静かな水面に映える樹木


このように周囲の景観が気になる庭園では、視線を少し落とすと良いです。
写真を撮影するときの、フレーミングと同じ要領で、「視界を自分で特定する」ことになり、



自分が見たい部分を
フォーカスする姿勢も大事です。
視線を落として、池の水面を見ると、綺麗に周囲の樹木が映っていて、



日本庭園の
美を感じることが出来ます。
水面には、周囲のビルなどが映ることもありますが、周囲の樹木が映り込むことが比較的多いです。


とても大きな灯籠がありました。



この大きな石は
何?
一緒に写っている子どもの身長と比較すると、その巨大さが分かります。


続いて、庭園内を散策すると、樹木によって周囲のビル群が上手く隠れることもあり、



日本庭園と空と
池が美しく融合していました。


池では、亀が泳いでいて、



あっ、
亀がいるよ!
水族館など以外では、なかなか亀を見かけることが少ないです。



色々な庭園を訪問しましたが、
亀がいるのは、珍しいです。





あっ、
白い鳥がいるよ!
広い園内には、鳥もいて、大人も子どもも楽しめる庭園です。
両国駅から徒歩2~3分の位置にある旧安田庭園を、ぜひ訪問してください。
次回は上記リンクです。