初めての昆虫標本作成〜標本台と昆虫ピン・一つ完成して「次へ」という気持ち・初めての建築模型作り〜|昆虫標本作成1・建築と旅

前回は「夏の草原で昆虫採集〜トンボと蝶の接写撮影・三角紙と三角ケース・東北地方の「現存12天守」弘前城〜」の話でした。

目次

初めての昆虫標本作成:標本台と昆虫ピン

New Architectural Voyage
子どもと山で昆虫採集@福島県(新建築未来紀行)

福島県の会津の山々の中で、2時間ほど昆虫採集を子どもと一緒にしました。

冬はスキー場となる草原で子どもは走り回って、たくさんの昆虫を捕まえることが出来ました。

こんなに
昆虫を捕まえたよ!

周囲には、トンボや蝶などの昆虫が多数いるので、昆虫を捕まえた数で「新記録」を打ち出した子ども。

一緒にプログラムに参加した子どもたちも、

ね〜、こんなに
たくさん捕まえた!

みんな満足そうです。

プロの先生方の指導による「本格的な昆虫採集」では、使用する道具・器具類も本格的でした。

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子どもと山で昆虫採集@福島県(新建築未来紀行)

筆者も初めて見た「三角ケースと三角紙」に、採集した昆虫を綺麗に保管しました。

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子どもと標本作成(新建築未来紀行)

丁寧に三角紙に保管していた昆虫たちは、羽なども綺麗です。

それでは、
これから昆虫の標本作りをします!

いよいよ、昆虫の標本作りが始まります。

子どもにとっても「人生初」ですが、

「標本を見た」ことはあっても、
「標本を作る」は初めてだ・・・

どうやって
標本って作るんだろう・・・

「昆虫たちをピンで留める」ことは想像できますが、具体的な方法は全く知りませんでした。

この標本台という道具を
使って、標本を作ります。

「標本台」という初めてみる道具が出てきました。

まずは、蝶の標本作りは、
蝶の羽を丁寧に広げてください。

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子どもと標本作成(新建築未来紀行)

この黄色の
蝶の羽を広げるんだね。

フーッと息を吹きかけたり、指で丁寧に羽を広げます。

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子どもと標本作成(新建築未来紀行)

そして、木製の標本台に蝶を置いて、昆虫ピンで留めてゆきます。

一つ完成して「次へ」という気持ち:初めての建築模型作り

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子どもと標本作成(新建築未来紀行)

これで
いいのかな?

いいじゃない。
とても上手くできてるよ。

最初は、

昆虫作りって、
難しそう・・・

と言っていた子どもでしたが、

やり方が
分かってきた・・・

と、虫ピンをどんどん刺してゆきます。

New Architectural Voyage
子どもと標本作成(新建築未来紀行)

蝶を止めるのは「ピンで直接」ではなく、細長い白い髪で「間接的に留める」のがポイントです。

これで
出来た!

「昆虫標本の第一号」が、完成しました。

次の標本を
作ろう!

一つをしっかりこなすと、「次は出来る!」という気持ちになります。

新建築紀行
練馬の家:模型(新建築紀行)

こうして、子どもが「初めての標本づくり」を着々進めるのを見て、

昔、模型作りの
時もこんな感じだったな・・・

学生時代の模型作りの頃を思い出しました。

模型作りに関しては、上記リンクなどで話をご紹介しています。

大学生の頃、教養学部を終えて専門課程へと移行して、2年生の後半に工学部建築学科に入りました。

建築学科に入って、まずやることは、デッサンや模型作りの実技が多いです。

プラモデルならば作ったことはありますが、「建築模型」の経験はない方がほとんどで、

模型って
どうやって作るんだろう?

「スチレンボードを切る」という基本的なことから、模型作りを進めてゆきました。

ああ、こうやって、
スチレンボードを切って・・・

このスチノリで
ボード同士を止めるんだ・・・

新建築紀行
練馬の家:模型(新建築紀行)

こんな風に、最初は難しく感じた「建築模型作り」も一つこなすと、

よしっ!
次の模型作ろう!

と思えたものです。

建築模型には、スタディ用の簡単なものから本格的な模型まで様々なレベルがありますが、

模型作りは大変ですが、
楽しいです。

子どもが「標本作り」初体験をしているのを目の前にして、

模型作りも、最初は
こんな感じだったな・・・

「建築模型作り」を始めた頃を思い出しました。

次回は上記リンクです。

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