前回は「雄大な福島の山々で昆虫採り〜北地方の建築と街・子どもが夢中になる昆虫採集・山々でトンネルをつくる土木工事〜」の話でした。
三角紙と三角ケース:東北地方の「現存12天守」弘前城
福島県へ一泊二日で、「昆虫採集+標本作り」のプログラムに親子で参加しました。
大学生の頃から、旅に出るのが好きだったので、東北地方も様々な地域を回りました。
歴史が好きな筆者は、日本各地の城を訪問してきました。
日本各地に城がありますが、多くは戦災などで失われてしまった後の再建です。
城といえば、大阪城が有名ですが、大阪城は完全に再建された城で鉄筋コンクリート像です。
大阪城に関しては、上記リンクで話をご紹介しています。
再建が多い城の中で、日本では「12の城」が「現存する天守閣を持つ特別な城」と認定されています。
これらの城は「現存12天守」というグループで、大変貴重です。
・弘前城(青森県弘前市)
・犬山城(愛知県犬山市)
・松本城(長野県松本市)
・丸岡城(福井県坂井市)
・彦根城(滋賀県彦根市)
・姫路城(兵庫県姫路市)
・備中松山城(岡山県高梁市)
・松江城(島根県松江市)
・丸亀城(香川県丸亀市)
・松山城(愛媛県松山市)
・宇和島城(愛媛県宇和島市)
・高知城(高知県高知市)
東北地方では、ただ一つ弘前城が「現存12天守」の一つで、
かつて、東北地方の
弘前城も訪問しました。
そして、東北地方には蔵王などにスキーに行ったこともありますが、
東北の夏の草原に出ることは
初めてかもしれない・・・
筆者にとって初めての「東北の夏の草原」は、子どもも楽しいようで、
今度は
蝶を捕まえたよ!
綺麗な黄色の蝶を捕まえて、子どもは楽しそうです。
見たことがない、
とても綺麗な蝶だね!
このプログラムの良いところは、プロの先生方が一緒で、色々と教えてくれることです。
よしっ、
三角紙に包んで・・・
この三角ケースに
入れて、これで大丈夫!
プロの方々同様に「三角紙と三角ケースに入れて保管」しました。
こうやって、プロの方々は
標本にする昆虫を保管するんだ・・・
筆者も「三角紙と三角ケース」を初めて見て、その実用性を間近で見て納得しました。
夏の草原で昆虫採集:トンボと蝶の接写撮影
福島の山々が連なる姿は、とても美しいです。
スキー場の比較的なだらかなコースで、子どもたちと昆虫採集していて、
なだらかなコースだけど、
少し登ると景色が変わる・・・
変化する山の景色を見て、心が弾みます。
あ、あそこに
トンボが止まっている・・・
ちょっと近づいて、
撮影してみよう・・・
ここで、レンズを広角から望遠に変えながら、トンボに近づいて撮影しました。
トンボがアップで、
きれいに撮影できた!
これほど、トンボをアップで撮影に成功したのは、初めてかもしれません。
日常生活で、トンボを見かけることはあっても、
あっ、
トンボだ・・・
こう思って終わってしまうことが多いです。
この福島の草原では、トンボが数多く飛んでいて、
ブンブン、
ブンブン・・・
トンボがブンブンと周囲を飛び回っていた「特殊な環境」だからこそ撮影に成功しました。
続けて、紫色の綺麗な蝶を発見して、望遠レンズで接写の撮影に成功しました。
蝶もきれいに
撮影できた!
筆者は学生時代から写真が好きで、カメラを持って撮影することが多かったです。
筆者が大学四年生頃からデジカメが流行り出しましたが、大学三年生までは、
建築を撮影するのも、
フィルムカメラでした。
フィルム・デジタルカメラ、いずれのカメラでも、これほど昆虫を撮影したのは初めての経験です。
こうして、昆虫撮影に熱心になっていた筆者を横目に、子どもたちは走り回って、
よしっ!
別のトンボを捕まえた!
数多くの昆虫を採集していました。
「夏の草原で昆虫採集」は子どもが楽しいイベントですが、大人も様々な発見があります。
美しい周囲の山々を眺めるのも、昆虫たちを見たり撮影するのも楽しいです。
親子共に楽しい昆虫採集は、とてもおすすめです。
大人もこんなに
楽しいとは「良い想定外」でした!
こうしたプログラムもオススメで、「子どもと一緒に昆虫採集」にぜひ山へ。
次回は上記リンクです。