前回は「科学博物館・特別展「海-生命のみなもと」〜海の生き物たちに間近に触れる体験・模型を楽しむ子どもたち・海と人間のくらし・石斧でつくった縄文時代の木船〜」の話でした。
とても自然豊かな東京の奥地:奥多摩
先日、奥多摩に行きました。
東京に住んでいても、東京の自然豊かな奥地である奥多摩には、なかなか行く機会がありません。
以前、五島で初めて釣りをした子どもが「釣り好き」になったようで、
また今度
釣りしたい!
と何度も言いました。
じゃ、近場で
釣りできるところ探そう!
色々と調べてみると、奥多摩には良い釣り場がたくさんあることが分かりました。
奥多摩か・・・
行ったことがないから、行ってみよう!
そして、中央線で奥多摩まで釣りに行ったのでした。
想像はしていましたが、本当に自然豊かで東京とは思えないエリアです。
これは、
すごい大自然だね!
山が多い奥多摩地域は、とても高低差が大きいです。
そのため、傾斜地に建築した住宅を多数見かけます。
コンクリートで柱を立てて基礎にして、その上に木造建築を建てています。
これは、とても大掛かりな
工事になりそうだ・・・
コストもかかりそうですが、この地域では「普通のこと」なのかもしれません。
道路から見ると、中規模マンションほどの高さがある住宅で、非常に異質に感じます。
建築には、このような地域性がある面が面白いです。
子どもと釣りを楽しむひととき:氷川国際ます釣場
奥多摩駅から歩いて5分ほどのところにある「氷川国際ます釣場」に行きました。
みなさん、思い思いに釣りを楽しんでいます。
あっ、釣り
しているよ!
早く、僕も
釣りしたい!
子どものテンションが上がってきました。
早速、釣竿を借りてエサを購入して、入場料を支払って川に降りてゆきます。
上にかかっている大きな鉄骨の橋が、奥多摩駅から氷川国際ます釣場への道にです。
魚のエサは、いくらとブドウ虫の二種類あります。
ブドウ虫って、
初めて聞いたけど・・・
ブドウ虫の方が、
魚がよく釣れますよ。
ブドウ虫の方がおすすめのようなので、こちらにしました。
箱を開けると、小さな幼虫のような生き物がたくさんいます。
えっ、これ触るの
嫌だな・・・
子どもはこういう虫に弱いので、僕がブドウ虫を指でつまんで釣り針につけました。
これは、
コツがいるね・・・
ブドウ虫がすぐに取れないように、釣り針をブドウ虫に通すように刺します。
出来た?
釣るね!
美しい水と釣りを楽しむ:釣ったマスを食べる体験
川の水は、とても綺麗で美しいくらいです。
早速、子どもと一緒に釣りを始めます。
一人でできるから
大丈夫!
こういう時、子どもは一人でやりたくなる気持ちになるので、しばらく一人でやってもらいます。
僕は子どもの近くで様子を見ながら、綺麗な青空と水を眺めていました。
なかなか
釣れないよ・・・
大勢の方で賑わっているため、なかなか釣れません。
時々、マスが泳いでいるのを見かけますが、
あ、あそこに
いる!
とマスの近くに釣り針を移動しますが、そうすると意外に釣れないものです。
あまり釣り竿を動かさないで、
少し待っているといいよ。
うん・・・
じゃ、待っているね・・・
大勢の方がいるので、時々、
それでは、
マスを放流します!
マスを放流して、釣れるようにしてくれます。
よしっ!
釣るぞ!
大いに意気込む子どもたちですが、
なんか
釣れないね・・・
なかなか釣れずにテンションが下がってゆきます。
しばらく釣り竿を持ちながら待っていると、
あ、
引っかかったよ!
釣り針にマスが引っかかり、釣れそうです。
あ、
逃げられちゃった・・・
ところが、エサのブドウ虫だけ食べて、マスは逃げてしまいました。
もう少し、
やってみよう!
うん・・・
今度は釣りたいな・・・
そして、釣り針を垂れて待っていると、
あっ、
引っかかった!
今度は
釣るよ!
今回は少し慎重に釣り竿を上げて行く子ども。
釣れたよ!
それじゃ、
焼いて食べよう!
この釣り場では、マスを200円ほどで調理して焼いてくれます。
しばらく待っていると、アナウンスが入って、
あっ、僕たちの
マスが焼けたよ!
自分で釣ったマスをその場で食べます。
とても
美味しいね!
こういうのは、とても美味しく感じられるものです。
また、
釣りに行きたい!
ますます釣りが好きになったようです。
奥多摩の雄大で美しい自然を楽しみながら、釣りを楽しめる氷川国際ます釣場(上記リンク)。
釣りが初心者の方でも楽しめますので、ご家族などでぜひ。
次回は上記リンクです。