前回は「子どもと一緒に枝豆収穫体験〜奥深い歴史の丹波黒枝豆・丹波の領主・明智光秀と黒枝豆・大掛かりな枝豆収穫作業・本格的農作業を体験・美味しく頂いた黒枝豆〜」の話でした。
自然の体験からアイデアを考えること
こんにちは。
普段の生活や、いつもと少し違うことをした時など、どんな時も何か新しい出会いがあると思います。
初めて見ることや知ることがあり、いい機会になった枝豆狩り。
とっても
楽しかった〜!
また
こういうことやりたい!
また今度
やろうね!
子どもが喜んでくれて、私たちも楽しかったので、これだけでも十分ですが、
こんな体験も、
仕事に活かすことが出来るかな。
「体験を仕事に活かしたい」と思うことがあります。
食べ物と建築設計というのは、全く違うものです。
違いますが、アイディアのヒントになることもあります。
シドニーオペラハウスのデザイン:みかんの皮とアイデア
オーストラリアのシドニーにある、有名なオペラ座をご存じでしょうか。
あのフィンのような形は、オペラ座を設計したデンマーク出身の世界的建築家ヨーン・ウッツォン。
ヨーン・ウッツォンは、みかんの皮をむいている時に思いついたそうです。
この「みかんの皮」を
デザインに活かせないだろうか・・・
みかんの皮をみて、
デザインに活かすんだ。
そういう
発想はすごいな。
それくらい、建築家は建築に没頭している人が多いということですね。
この「みかんの皮」から生まれたデザインのアイデアという視点から改めてみると、新しい発見があります。
「みかんの皮」がこうなって、
ここがこうかな?
ヨーン・ウッツォンが実際にどのように考えたかは分かりませんが、夢想するだけでも面白いです。
生命力と有機的デザイン
そこで、
枝豆から、
何かヒントが得られるのかな・・・
少し考えてみました。
すぐに閃くものではありませんが、例えば、
この生命力を
感じる枝葉の勢いを・・・
有機的な形として、
設計に反映してみようかな。
なにか「有機的造形」を考えてみたいと思いました。
吉祥寺の集合住宅は「均等グリッドに生命力と有機的空間をもたらす」ことを考えました。
日々の暮らしがふとした時に建築とつながると、新たな発見になります。
何気ない小さな出来事も、
心に留めておくと、
役立つ時があると感じています。
日常生活を楽しみながら、設計・デザインの仕事に役立てられたらいいな、と思っています。
次回は上記リンクです。