前回は「土間をSOHOとして活用するシェアハウス③〜東京における「新たな職住のスタイル」を提案・「広い土間」を活かした共用空間・建築から文化を発信:明快な空間構成〜」の話でした。
コンセプトを端的に分かりやすく表現するタイトル
こんにちは。
各個室に広い土間があり、共用空間も土間がテーマのデザイン。
設計図面と模型が完成しました。
これは面白い案が
出来たね。
ネーミングは、
どうしますか?
設計案は、ネーミングも大事です。
コンセプトを端的に、そして分かりやすく表現するタイトルが欲しいです。
土間とSOHOが
テーマだから・・・
”DOMA-SOHO”で
行こう!
空間のイメージが湧く、
いいネーミングですね。
軽いノリのようなネーミングですが、分かりやすいので、私たちはとても気に入りました。
概算建築費と利回り
私たちのデザインを、不動産会社に提案します。
これは
面白いデザインだね!
時代にも
あっているし。
早速、
コストを出してみよう。
気に入っていただき、
嬉しく思います。
建築費を出すには、ある程度時間がかかります。
経験の深い不動産会社や建設会社は、それまでの経験から、短時間で「概算建築費」を出します。
「概算費」は、会社にもよりますが、驚くほど短期間で出ます。
俗にいう「大体坪〜円くらい」です。
建築費は、想定の範囲内
だった・・・
そして利回りを考えると、
非常に採算性が高い。
これは、自信持って、
オーナーに提案できるね。
新たなコンセプトと実現までの時間
不動産会社と共に、集合住宅のオーナーに説明した結果、とても良い感触でした。
ところが、まだ実現には、時間がかかりそうです。
近年の工事費の急騰もあり、具体的な積算の際に工事費が高く出る傾向が出たことも理由です。
新しい文化を
発信する建築だけど・・・
利回りがある程度確保されるとはいえ、「新たなコンセプト」にはリスクも伴います。
もう少し
時間がかかりそうですね。
新しいコンセプトとデザインが作れたから、
他のデザインにも展開できそうだ・・・
コンセプトとしては、個人邸や集合住宅、幼稚園などの設計の際にも応用できそうです。
現代社会において求められる「多様なライフスタイル」に寄り添った設計も考えています。
リノベーションによって、新たな生活スタイルを生み出したいと思います。
そして、昨今提唱されているSDGsに建築面から出来ることを発信していきたいと考えています。
次回は上記リンクです。