前回は「個人邸の設計にとりかかる前のお話」の話でした。
個人邸の設計にとりかかる前のお話|個人邸の建築設計
設計の始まり
こんにちは。
建主のご意見をもとに、私たち設計者が提案をします。
建主にご納得いただける設計が出来たときは、
いつもうれしい気持ちになります。
漠然と家を建てたいというところから始まり、実際に図面などを目の当たりにすると、急に現実味を帯びてきます。
同時に、ますます夢や理想も膨らみ、ご要望も増えることが多いと思います。
設計とデザインの実務の流れとコンセプト〜最も大事な最初のイメージ・計画地を見て感じること・建主の…
最も大事な「最初のイメージ」
それらを集約して一つの形に仕上げるまでの過程は、なるべくシンプルにわかり易く提案したいといつも心がけています。
ぱっとアイディアが、すぐにひらめく時もあります。
試行錯誤に、時間がかかる時もあります。
様々な条件の中で、建主のご意見を尊重しながら、主題となるテーマを決めてそれを主軸に設計を進めています。
熊本の家は、建て主の方からいくつかのご要望を事前にお聞きしました。
子どもたちが、のびのびと遊びや学習の出来る
リビングが欲しいです
2階の各子ども部屋を、
全て南向きにして欲しい。
子ども部屋は明るく、
大きな窓が欲しい。
などのご要望をいただきました。
リビングには大きな本棚と、本棚と一体化させた机をデザインして配置しました。
子ども達が、楽しく遊びと勉強出来る空間をつくりました。
2階は、個室と個室の間にテラスを置いて窓を設置すれば解決できると考えました。
建主にも気に入っていただき、
この案がいいですね。
この設計案で進めてゆくことになりました。
個室とテラスは行き来ができるので、気軽に外にも出られます。
完成写真は、下記からご覧ください。