戸建住宅リノベーションの高い断熱設計〜心地よい住まい・見えてくる「建築の形」〜|練馬の家10・東京の建築設計

前回は「リノベーションで自然の光をすくい取る〜スリット状のサッシュ・空間に注ぎ込む切り取られた光・アウトドアリビングと大きな窓〜」の話でした。

目次

リノベーションの高い断熱設計:心地よい住まい

練馬の家:断熱工事 (新建築紀行)

着々と断熱材が貼られて、家全体が厚さ100mmのロックウールで覆われました。

床は、厚さ100mmのスタイロフォームで断熱しています。

ちょっと先になりますが、完成後に建主から、

依頼者

すごく
暖かくなりました!

嬉しい声を頂きました。

Mana Muraki

とても
嬉しいですね。

建築家としてはデザインが最も大事ですが、断熱性や耐震性も同様にとても大事な事です。

心地よい住まいをつくりたいです。

Yoshitaka Uchino

断熱材の性能や厚さ、貼り方などには、
とても配慮しています。

見えてくる「建築の形」

練馬の家:内装下地工事 (新建築紀行)

2階は、石膏ボードで壁を仕上げてきました。

切妻屋根の下地の木の骨組みはいかにも「昔の木造住宅」という感じで、とても良い雰囲気でした。

デザインに活かしたい気持ちもありましたが、建主希望の屋根裏部屋を作るために天井を貼ります。

練馬の家:内装下地工事 (新建築紀行)

だんだん「建築の形」が見えてきました。

新築もそうですが、リノベーションの場合、以前の建物がありますから尚更感慨深いです。

この頃になると、現場で建主と打ち合わせしている際、

依頼者

工事前は、
どうなっていたかしら・・・

Yoshitaka Uchino

こちらが個室で、
ここにドアがありました。

依頼者

そういえば、
そうだったわね。

依頼者

住んでいたのに、
解体すると分からなくなるものですね。

このように「解体すると元の間取りが分からなく」なることも、よくあります。

練馬の家:パースペクティブ (新建築紀行)

ボードが貼られ、だいぶ建築の概形が現れてきました。

これから、どんどん仕上げ工事が進んでゆきます。

次回は模型の話です。

次回は上記リンクです。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

新建築紀行

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