前回は「自然光の入るあたたかな住まい〜熊本の家・建築に貫入するテラスと自然の光・自然と建築の境界を柔らかくするデザイン〜」の話でした。
旅先で子どもと一緒に経験する様々な体験
建築家は皆、旅が好きです。
今度は、コルビュジェの
作品を見に〜へ行きたいな・・・
やっぱり、カーンの建築を
見に行きたいかな・・・
建築学科の学生時代から、建築家を志す人は「いつもどこかへ旅する、行くことを考えている」状態です。
僕も日本国内・海外と色々なところに行きました。
今回は、子どもと一緒に旅行に行ったときに、「僕なりの教育」をした話です。
「教育」と言っても、相手は小学校に入ったばかりの子どもなので、「体験」の方が適切と思います。
子どもには「広い意味の思考力を
身につけて欲しい」と思います。
僕が子どもの頃、中学受験をする人は「塾に小学校5年生くらいから通う」人が多かったのです。
最近は小学校2・3年の低学年、場合によっては小学校1年生から塾に行く人が多いと聞きました。
思わず、
えっ?小学校低学年から
塾に行くんだ・・・
と思いました。
僕自身も中学受験をしましたが、本格的に塾に通ったのは小学校6年生からでした。
そのため、「小学校4年生くらいから塾」なら分かりますが、
本当にそんなことで
いいのかな?
と思います。
塾に通うことは「悪いこと」ばかりではないと考えます。
小学校の同級生とは「異質の友達」が出来る塾は、結構楽しい面もあると考えます。
そして、「異質の友達」を小学生の間に持つことは、良い体験になるでしょう。
子ども達には「様々な体験」をしてもらいたいと思います。
旅先では「様々な異質な体験」を子どもとするのが楽しみです。
子どもと日の出を見る体験
旅行で九州の五島にいった際に、
早起きして、
日の出を見よう!
と、子どもと一緒に早起きして、ホテルからすぐの場所から日の出を見に行きました。
まだ、
星が出ているね・・・
まだ暗い中だったので、星が見えていました。
明け方、まだ星が見えている状態から段々と明るくなり、星が消えていきました。
星が
消えてゆくね・・・
明け方になると「星が消えてゆく」のは「当然のこと」ですが、実体験することが大事です。
あっ!
太陽が出てきたよ!
そして、少しの時間が経過したら水平線から太陽が、ひょっこり頭を出しました。
新教育紀行で「子どもの学びと勉強」をご紹介
「見えていた星が消えて、少しずつ明るくなって、太陽が出てくる」経験です。
ひょっこり頭を出した太陽は、みるみる内にどんどん姿を現してゆきました。
あっ!
丸い太陽が全部出たよ!
僕も久しぶりに「日の出をこの目で見る」体験をしました。
この実体験を、
子どもに経験して欲しかったのです。
子どもは眠そうでしたが、
太陽がどんどん
上がってゆくね!
太陽が雲の中に
入ったよ!
こういう本質的な経験をして、算数や理科の興味を持ってどんどん学んで欲しいと思います。
別サイト「新教育紀行」(上記リンク)では、子どもの教育や学びの話をご紹介しています。
筆者の経験をもとに、中学受験に関する様々な話もご紹介しています。
算数・物理・歴史が得意だったので、これらの科目に関する「具体的考え方」の話もあります。
ぜひご覧ください。
次回は上記リンクです。