低い位置から見える世界〜和船に乗って見上げる姫路城〜|姫路城とくらし

前回は「“ライオンと歩く”という体験」の話でした。

こんにちは。

姫路城の周りを囲むお堀で、和船が運行しているのをご存じでしょうか。

コロナにより長い期間運休でしたが、まん防も終わり、桜の時期になり今また再開しています。

船着き場では笠も渡されて、被るとなんだか雰囲気も出てきて盛り上がります。

船には畳が敷いてあり、靴を脱いで乗ります。

船は南側のお堀からスタートして、まず西側へ進みます。

そして南側へ戻り、その後東側を案内していただき、出発地点の南側に戻るというルートでした。

船頭さんのお話を聞きながら約30分、船からの景色を楽しみます。

ゆらゆら揺れる船に子供も楽しそうでした。

たまには、視線を落として見てみるのもいいですね。

見慣れているはずの景色でも、
新しい発見があります。

城壁の高さを間近で感じ、圧倒されました。

シラサギやカモは、
毎日こんな世界を見ているんだなぁなんて、思いました。

そんな思いに耽りながら、眺めていました。

写真は逆光になってしまいましたが、お堀に架かる橋からは、忍者が手裏剣を投げるという粋なパフォーマンスもありました。

私たちも面白かったですが、外国の方にもこのような演出はすごく人気そうですよね。

お城の前では甲冑を着たパフォーマーの方をよく見かけます。お城をバックに一緒に写真を撮ってもらっています。

船に乗って初めて気が付きましたが、橋と水面が近く、こんな低いところを船が通っているとは知りませんでした。

頭がぶつかりそう!と、ギリギリな感じも楽しめました。

西側を案内していただいている間は城壁が高く、お城は見上げられなかったので、風景を眺めて楽しみました。

東側に周ったときに、段々とお城が見えてきました。

いつもと違った角度から
みる姫路城も素敵でした。

いつ運行しているのかは状況で変わるかもしれませんが、訪れた際に見かけたら、是非乗ってみてください。

桜が満開の姫路城とは、また違う姫路城が楽しめます。

新建築紀行

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