名建築から学ぶこと 1|東京の建築設計

前回は「アイデアはこんな感じで考えています③」の話でした。

こんにちは。

私たちは建主からご依頼をいただき設計をしていますが、時には有名な建築家の建てた建物の模型をつくってみます。

そして、様々な建築家の設計意図を、捉えてみるという取り組みもしています。

小篠邸 模型(copyright : YDS)

設計案は、自然と思い浮かぶということもあります。

尊敬する建築家の思想や手法に影響される
ということは、誰しもあることだと思います。

小篠邸 模型(copyright : YDS)

それは、建築に限らず、どんな分野でも当てはまることだと思います。

学生時代にも課題などで、図面や模型を作成するということをしてきました。

住吉の長屋 模型(copyright : YDS)

非常に影響を受けている建築家の一人の安藤忠雄。

建築家 安藤忠雄(Wikipedia)

安藤忠雄さんの作品を、いくつか作成してみました。

作品紹介というよりは私がどのように作ったか、作りながら感じたことなどをお話ししたいと思います。

ここはこんな風になってたんだ!

ちょっとここはつくるのが、難しいな。

など考えながら作ります。

時には

安藤さんは、どのように考えていたんだろう。

と思いを馳せることもあります。

サヴォア邸 模型(copyright : YDS)

模型はホワイト模型と呼ぶ真っ白な素材でつくっています。

見慣れない方は、なんで白い建物じゃないのに白でつくるの?と思うかもしれません。

テクスチャまで表現しないのは現実的では面があるかもしれませんが、空間・ボリュームを考えます。

空間という建築そのものだけに焦点を当てて、
検討します。

必要な要素だけを取り出し、素材に意図がある場合は反映して作っています。

次回は実際に作った時のことをご紹介したいと思います。

新建築紀行

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