前回は「デザインのアイデア①〜切妻屋根の駅舎・日本古来の建築デザインを活かす・様々なアイデア・コンセプトをデザイン・地域に開かれた駅舎・駅の公共性と人々の空間〜」の話でした。
目次
多様なシーンに対応した住空間

こんにちは。
今回は、集合住宅の一室をリノベーションする案を考えたときのお話をご紹介します。
テーマは芸術家の夫婦が楽しく暮らす家という設定で、計画しました。

多様なシーンに対応した
住空間をつくりたい・・・



演奏会や展覧会を開いて、ホームパーティなどが出来る
空間にしたい・・・
と考えました。
柔らかな卵型の空間





部屋の中央に卵型の
空間をつくろう
卵型・楕円形の広い空間をつくり、その空間を引き戸で分けることができます。
そして、それぞれの部屋では、様々な過ごし方が出来ます。
本棚・机・キッチンなどを楕円形でデザインし、部屋によって様々な用途をつくりました。


楕円形の空間と引き戸


引き戸を開けば、一体となった広々とした空間にもなります。
その時々の生活スタイルで変化を楽しめる、無限の可能性の広がる住宅として考えました。
画一的になりがちな、普通のボリュームのマンションの各個室のプラン。


私たちは、マンション・集合住宅の設計においては、「全体的な住まいのコンセプト」を第一に考えます。



箱型のマンションの住まいの中に、
リノベーションで夢を詰め込みました!
この卵型の空間では、絵を鑑賞するスペースや図書館のように本を楽しむ空間があります。
そして、多様な暮らしを叶えることが出来ると思います。



アクティブな日々を
求めている方に適した住まいです。



固定観念にとらわれない、ユニークな発想の方にも
ふさわしい空間だと考えます。


写真等は、下記サイトをご覧ください。