前回は「練馬の家15〜外部リビング=テラスをつくろう〜」の話でした。
今回で、練馬の家の工事は完成です。
ほぼ完成していて、現場監理は最終的な納まりや細部の確認・塗装や仕上げの確認です。
木のテラスは綺麗に完成しました。

内部も主要な造作工事は完成しています。

この「梁の建築」において、スリットの光は非常に大事なデザインのポイントです。

そして、そのスリットの光の近くには、本棚と机に貫入する柱があります。

これらの構成・細部をミリ単位で、
最終チェックします。
建設会社が非常に技術力が高く、誠心誠意取り組んでくれました。
イメージ通りの光がすくい取れました。





本当に嬉しいことですね。
僕たちが一生懸命図面を描いたり、模型を丁寧に作成しても、現実の建築がどのようにつくられてゆくのかは、建設会社の技量次第です。



私にとって現場監理は、設計と同等、
場合によっては設計以上の意味を持ちます。
長い工事の旅でしたが、いよいよ完成しました。
次回は、木造戸建住宅「茨城の家」新築の話です。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。