木造戸建住宅の工事の流れ〜デザインコンセプトと現場で感じた「柔らかな光」・一つ一つ丁寧に施工するガラスブロック・ガラスブロックを透過する光のイメージ〜|茨城の家12・東京の建築設計

前回は「木造戸建住宅の工事の流れ〜大きな正方形ガラスブロックの柔らかい光・精密なガラスブロック工事・具現化する内部空間イメージ〜」の話でした。

目次

一つ一つ丁寧に施工するガラスブロック

茨城の家:ガラスブロック工事(新建築紀行)
茨城の家:ガラスブロック工事(新建築紀行)

大きなガラスブロック面が、一つ一つ丁寧に施工されてゆきます。

ガラスブロックのサイズは200x200x95mmで、一つあたりの重量は結構重いです。

茨城の家:ガラスブロック工事(新建築紀行)

これらのガラスブロックを、職人さんたちが「コン、コン」と一つ一つ丁寧に積み上げてゆきます。

だいぶ積み上がってゆきました。

茨城の家:ガラスブロック工事(新建築紀行)

縦に細い鉄筋で面を分割していますが、同様に横にも時々細い鉄筋を入れます。

そして、正方形の面を4×4=16に分割して、補強します。

水平をとる細いピンク色の糸に、ピタッとガラスブロックが施工されているのがわかります。

Yoshitaka Uchino

職人さん達が、一つずつ丁寧にガラスブロックを置いて、
コンコンと叩いて、位置を微調整します。

ガラスブロックを透過する光のイメージ

ガラスブロック工事(新建築紀行)

だいぶ完成に近づいてゆきました。3名の職人さんが総がかりで、一つずつ・着実に積み上げてゆきます。

ガラスブロック工事 完了(新建築紀行)

無事、ガラスブロック工事が完了しました。

茨城の家:模型(新建築紀行)
Yoshitaka Uchino

強い日差しを、柔らかな光に変容させるのが
ガラスブロックです。

Yoshitaka Uchino

リビングの空間を、
柔らかな光で空間を満たすのが楽しみです。

デザインコンセプトと現場で感じた「柔らかな光」

茨城の家:パースペクティブ(新建築紀行)

設計時には、

Yoshitaka Uchino

少し
大きすぎるかな・・・

このように思わないでもなかった、13×13=169個の正方形ガラスブロック。

職人さんたちが丁寧に作ってくれ、思った以上の「柔らかな光」に、

Yoshitaka Uchino

この自然の光は
とても良いな・・・

こう感じて、とても嬉しかったです。

次回は、現場と建築コンセプトの話です。

次回は上記リンクです。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

新建築紀行

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