前回は「茨城の家 11〜家の工事の流れ・ガラスブロック工事・大きな正方形ガラスブロック〜」の話でした。
目次
一つ一つ丁寧に施工するガラスブロック


大きなガラスブロック面が、一つ一つ丁寧に施工されてゆきます。
ガラスブロックのサイズは200x200x95で、一つあたりの重量は結構重いです。

だいぶ積み上がってゆきました。

縦に細い鉄筋で面を分割していますが、同様に横にも時々細い鉄筋を入れます。
そして、正方形の面を4×4=16に分割して、補強します。
水平をとる細いピンク色の糸に、ピタッとガラスブロックが施工されているのがわかります。

職人さん達が、一つずつ丁寧にガラスブロックを置いて、
コンコンと叩いて、位置を調整します。
ガラスブロックを透過する光のイメージ


だいぶ完成に近づいてゆきました。3名の職人さんが総がかりで、一つずつ・着実に積み上げてゆきます。


無事、ガラスブロック工事が完了しました。





強い日差しを、柔らかな光に変容させるのが
ガラスブロックです。



リビングの空間を、
柔らかな光で空間を満たすのが楽しみです。
デザインコンセプトと現場で感じた「柔らかな光」


設計時には、



少し
大きすぎるかな・・・
と思わないでもなかった、13×13=169個の正方形ガラスブロック。
職人さんたちが丁寧に作ってくれ、思った以上の「柔らかな光」に、



この自然の光は
とても良いな・・・
と感じて、とても嬉しかったです。
次回は、現場と建築コンセプトの話です。
竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。