前回は「名建築から学ぶこと 1」の話でした。
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/07/Sumiyoshi_m110m.jpg)
こんにちは。
今回は、名建築の模型を作った時のことを、お話ししたいと思います。
こちらは安藤忠雄さんの出世作、住吉の長屋です。
安藤さんの作品は、打ちっぱなしコンクリートのものが多数ありますが、模型では白で表現しています。
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/07/Sumiyoshi_m112m-768x1024.jpg)
作品集に乗っている図面を、作りたい縮尺に合わせて拡大コピーをします。
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/06/Muraki_P01.jpg)
今回は、1/50で作成します。
高さなどは、立面図や断面図などから追っています。
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/07/Sumiyoshi_m103m.jpg)
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/07/Sumiyoshi_m103m.jpg)
模型専用の「スチのり」という接着剤で、固定していきます。
作成するときに、外壁全てを固定してしまうと、内部空間がわかりません。
出来た後、建物をどのように見せたいか、撮りたい写真の構図なども考えながら、作成します。
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/07/Sumiyoshi_m117m.jpg)
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/07/Sumiyoshi_m117m.jpg)
まずは、図面を読み込んで、模型の全体像を掴みます。
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/06/Muraki_P01.jpg)
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/06/Muraki_P01.jpg)
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/06/Muraki_P01.jpg)
接着する部分と、取り外せる部分を決めます。
シンプルでありながら大胆な構成で、これで良いと認めてくれたお施主様もすごいなぁなどと思いました。
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/07/Sumiyoshi_m123m.jpg)
![](https://a-voyage.net/wp-content/uploads/2022/07/Sumiyoshi_m123m.jpg)
ディテールまでこだわった、この「住吉の長屋」。
この住宅の魅力を、再度発見しながらつくりました。