艦橋などがバランスよく配置された記念館・戦艦三笠〜際立って優れたデザインと周囲の黒い太い配管・景観への認識が甘い日本人〜|記念館・戦艦三笠1・建築と軍艦

前回は「簡素ながら優雅な木造建築の文武学校〜藩の最高学府の木造美・個性的な「ほぼ元の木の形のまま」の梁・暗めの空間の不思議な奥行き感〜」の話でした。

目次

艦橋などがバランスよく配置された記念館・戦艦三笠

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記念館三笠(戦艦三笠、新建築未来紀行)

神奈川県横須賀にある「記念館三笠」を訪問しました。

歴史に興味がある方ならば、ピンと来る人が多いと思いますが、あの「戦艦三笠」です。

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東郷平八郎 連合艦隊司令長官と戦艦三笠(Wikipedia)

1904年から1905年に勃発した日露戦争において、ロシア・バルチック艦隊にトドメを刺した連合艦隊。

戦艦三笠は、この時の連合艦隊の旗艦であり、東郷平八郎連合艦隊司令長官が座乗しました。

第二次世界大戦後、様々な人の思いを経て戦艦三笠は丁寧にリノベーションされ、こうして展示されています。

とにかく「機能優先」の軍艦ですが、デザイン的にみても、とても良いです。

艦橋には大きなマストが立ち、中央付近には、二つの円筒のボリュームがあります。

これら二つの円筒は、排気塔のようにも見えますが、具体的な機能は不明です。

艦橋にしても円筒ボリュームにしても、「必要な機能」ですが、実にバランスよく配置されています。

訪問した際は、周辺が公園として整備中でした。

整備中・工事中であるため、やむ得ませんが、もう少し訪問する側の視点に立って、養生などして欲しいです。

際立って優れたデザインと周囲の黒い太い配管:景観への認識が甘い日本人

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記念館三笠(戦艦三笠、新建築未来紀行)

戦艦三笠の付近にやってきました。

現存する三笠は、海に浮かんでいるのではなく、地上に据え付けられています。

正面側に立ってみると、太い黒い電気配線が目立ちます。

これらは、整備中・工事中の配線か、あるいは仮設売店の配線か不明ですが、かなり目障りです。

やはり、訪問する側からすれば、せめて地上付近に配置してほしい。

そして、立ち上げる必要があれば、立ち上げる部分は、三笠とは距離を置いて欲しいです。

神奈川県の中でも観光名所であり、当日は大勢の国内外の人が訪れていました。

観光名所において必要な電気配線・配管などの設備機器のレイアウトには、配慮して欲しいです。

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記念館三笠(戦艦三笠、新建築未来紀行)

正面側に立つと、ようやく邪魔な太い黒い配線が見えなくなりました。

少し裏側になりますが、上の写真右側には自転車やバイクが見えます。

これらの駐車・駐輪は誰のものか不明ですが、やはり撤去すべきです。

都市・建築のデザインに対して、異様なほど無関心な日本人。

記念館・戦艦三笠を訪れると、その「世界の発想とはずれた」日本人の感覚がよく分かります。

かねてから言われる通り、景観に対しては無頓着なのが、日本人なのかもしれません。

ただし、戦艦三笠自体は、純粋なデザインと見ても、際立って優れた船と考えます。

次回は、戦艦三笠内部に入ってゆきます。

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