子どもが楽しい立川の”GREEN SPRINGS”〜美しい水盤と高い施工技術・水の流れと施工精度〜|子どもと楽しむ都市空間1

前回は「子連れで楽しめる淡路島観光③〜小さい子どもと「子ども中心」の観光・日本最古の神社・伊弉諾神宮・本福寺水御堂などの名建築たち〜」の話でした。

目次

子どもが楽しい立川の”GREEN SPRINGS”

New Architectural Voyage
GREEN SPRINGS(新建築未来紀行)

こんにちは。

今回は、東京立川駅周辺のご紹介をします。

立川で遊ぶ場所として、昭和記念公園が有名だと思います。

そこから比較的近い場所に、数年前”GREEN SPRINGS”という広場や施設の集まった街区が出来ました。

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GREEN SPRINGS(新建築未来紀行)

広場ではテラス席で休憩をしたり子どもが駆けまわったり、文化施設では様々な体験をしたり、

あるいは、店舗で買い物をしたりと、思い思いに過ごすことが出来ます。

私は、一昔前の立川の記憶しかなかった為、

Mana Muraki

このあたりは、
随分変わったんだなぁ・・・ 

久しぶりに立川を訪れて、こう感じました。

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GREEN SPRINGS(新建築未来紀行)

現地に着いて、子どもたちは大階段を見つけると、

子ども

わあ、
早く行こう!

早速、楽しい遊び場を発見した様に走っていきました。

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GREEN SPRINGS(新建築未来紀行)

この大階段の左側の水流は、均一に水が広がって流れる様にデザインで工夫しているそうです。

写真では水の流れている階段部分と一体となっているため、あまり目立ちませんが、

水の流れる階段の所々に、流れ止めのような立ち上がりがあり、

Mana Muraki

そこで水流を分散して、
均一に流れる様にしているとのことです。

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GREEN SPRINGS(新建築未来紀行)

階段を登りきると、水盤があります。

子どもは、季節に限らず水遊びが好きです。

発見した途端嬉しそうに、

子ども

水、
冷たいかな?

私が止める暇もなく、パッと遊びだします。

美しい水盤と高い施工技術:水の流れと施工精度

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GREEN SPRINGS(新建築未来紀行)

この水盤から流れ落ちる水が、美しく均一である為には、とても精度の高い施工技術が求められるそうです。

たった1mmでも高さに差があると、水の流れは傾き、低い場所に一気に水が集中してしまうそうです。

新建築紀行
本福寺水御堂(設計:安藤忠雄建築研究所)(新建築紀行)

水盤は、安藤忠雄さんなどの建築でもよく見かけます。

私たちは何気なく眺めているだけですが、

Mana Muraki

随所につくり手の思いが詰まっているんだなと、
改めて感じることがあります。

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GREEN SPRINGS(新建築未来紀行)

階段を登り進んだ先には、屋上から見える立川の景色が広がっています。

この日は雲もありましたが、遠くに富士山を臨むことができました。

「外でひと遊び」をした後は、様々な飲食店でゆっくりできます。

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GREEN SPRINGS(新建築未来紀行)

施設での演目を観覧する為には予約が必要ですが、それ以外は気軽に立ち寄れる場所になっています。

植栽も多く、散歩をするだけでも気分転換になります。

子どもが楽しいだけでなく、大人も楽しめる空間です。

一人でゆったりと過ごすことも、数人で楽しむことも出来るので、立川のおすすめの場所です。

お近くの方は、ぜひ。

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