前回は「手作りリンゴバタージャム〜作ったジャムを子どもと一緒に・キッチンの設計の具体的な気づき・料理しながらデザインを思考〜」の話でした。
毎年楽しみなクリスマス
今回は手作りのクリスマスツリーを紹介したいと思います。
10月のハロウィーンが終わり、11月に入ると、街は急にクリスマスらしくなりますね。
姫路城周辺は、11月下旬から、イルミネーションが始まるそうです。
クリスマスの雰囲気が好きな私は、毎年この時期を楽しみにしています。
私は自分でクリスマスの飾りつけをする事も好きです。
海外の様に、
自宅に大きなクリスマスツリーを
飾るスペースがあったらいいな・・・
と思うこともしばしばありますが、現実的には中々難しいです。
それでも工夫すれば、色々なことが出来ます。
木の枝とロープで自作クリスマスツリー:壁面のかわいいオブジェ
その一つに床置きではなくて、壁掛けタイプのクリスマスツリーとする事です。
床に置く場所はないけど、
壁だったら飾る場所がある!
同じように考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家具屋さんやネットなどで「壁掛タイプのクリスマスツリー」を見かけて、
これなら飾ることが
出来る!
と気になっていました。
私は自分の好みの大きさにしたかったので、自作する事にしました。
木の枝とロープがあれば、簡単に出来ます。
今回は住宅模型ではないので、きっちりと寸法を測るのではなく、
大体のサイズで
作ります。
そのざっくりとした感じが、素朴で手作りの味わいが出せると思いました。
ツリー本体が出来上がったら、飾りつけをして完成です。
わ〜、
きれい!
子どもがとても喜んでくれました。
ちょっとしたオブジェで、空間が華やいだ感じになりました。
かわいい
感じだね!
高さのある大きなツリーが欲しいと思っている方は、
壁かけのツリーなら、
場所を取らずに設置可能です。
工夫して限られた空間を有効活用すれば、住まいの空間が楽しくなりますね。
限られたスペースでも、様々な演出を楽しむことが出来ます。
壁面デザインの無限の可能性:空間を彩る壁面
私たちの設計では、自然の光を空間にもたらすことを大事にしています。
壁を装飾するという点では、光や影を演出させる面として考えることはあります。
光や影の映し出される壁面は美しく、季節の移ろい等を感じることが出来ます。
シンプルな壁をつくる為に、コンセントやスイッチをほかの場所に検討します。
その様にして出来る一見何もない壁は、使い手によって、様々な工夫が出来ます。
私たちが意図している自然の演出の他にも、
今回紹介した壁かけのツリーを装飾すれば、壁面が華やかになります。
スイッチやコンセントもないシンプルな壁面であれば、装飾が映えます。
また、ホームシアターを楽しみたい方にも、この様なシンプルな壁は役立つと思います。
壁一つでも、
色々な可能性があるのかな・・・
とツリーを作りながら考えました。
住宅に限らず、どの様な建物でも「壁面の可能性」は無限なのでしょう。