とても美味しい熊野のみかん〜芳醇な味・賃貸集合住宅の設計と事業性・蚕糸の森アパートメント・賃貸集合住宅の住まいと無垢フローリング〜|日々のくらし

前回は「いろいろ楽しめる美味しい「揖保乃糸」と「そうめんの里」〜「そうめんやっぱり揖保乃糸」・奥が深い「うどんの世界」・おすすめなうどん「聖」〜」の話でした。

目次

賃貸集合住宅の設計と事業性:蚕糸の森アパートメント

新建築紀行
蚕糸の森アパートメント:夜景(新建築紀行)

杉並区の比較的高級な立地に立つ蚕糸の森アパートメント。

建主と共に賃貸入居者の方々が住む計画で、設計はスタートしました。

賃貸マンションを計画する方は、「建設資金を銀行から借入して建築する」方がほとんどです。

建主が地主の場合は、新たに建築するマンション内に入居することもあります。

また、「完全に投資物件」の場合は、全てが賃貸入居者とテナントになります。

いずれの場合も、大事なことは「事業性」であり「利回り」です。

Yoshitaka Uchino

デザイン性を求めていますが、
「事業性」が高いか低いかは極めて重要です。

個人邸でも幼稚園などの施設でも、建主の立場に立てば「建築コスト」は非常に重要です。

「建築するのにいくらかかるのか?」ということは、建築設計の根幹に関わる時ほど重要です。

特に銀行借入がある場合は、想定される建築コストと採算性(賃貸収入等)が銀行に判断されます。

その結果、

不動産会社A

この建築計画は
事業性が良いです。

「事業生が良い」と判断されれば「融資実行」となりますが、

銀行A

この建築計画は
事業性があまり良くないので・・・

「事業生が良くない」と判断されると「融資に進まない」こともあります。

この「銀行の判断」は銀行によって変化するので、建主とともに様々な金融機関と折衝することもあります。

多くの場合、協力している不動産会社の担当の方にお任せしますが、設計者として銀行と話すこともあります。

Yoshitaka Uchino

建築資金を貸し出す銀行サイドとしては、
設計者の姿勢を確認したい面もあるようです。

賃貸マンションの設計においては、独自のアイデアを盛り込みながら、より合理的に設計しています。

賃貸集合住宅の住まいと無垢フローリング

新建築紀行
蚕糸の森アパートメント:リビング(新建築紀行)

賃貸マンションで入居者が最も重視するのは、「賃貸費用・ロケーション」の二つと言われています。

このうち、後者のロケーションは、私たちは変えようがありませんので、

Yoshitaka Uchino

「賃貸費用」を
適切にして、事業性を高める工夫をします!

ここで、賃貸費用とは「ただ高いか安いか」ではなく、「住む建物・住まいのグレード」によります。

住む建物・住まいのグレード

・部屋の広さと周辺環境

・設備機器などのグレード

・デザイン性

これらの内「部屋の広さと周辺環境」は、出来るだけボリュームを確保し、周辺環境を活かします。

蚕糸の森アパートメントでは、「前面の公園の樹木を臨める」住まいを作りました。

新建築紀行
蚕糸の森アパートメント:共用階段から臨む公園(新建築紀行)

共用階段からは四季折々の公園の樹木の雰囲気・風情を楽しむことが出来ます。

Mana Muraki

公園を
最大限活かした設計です。

これらのデザイン性という付加価値をつけることを考えて、設計しています。

グレードには、浴室・キッチンなどの設備機器類などのランクも大きな影響を与えます。

蚕糸の森アパートメント:リビング(新建築紀行)

蚕糸の森アパートメントでは、全ての賃貸住居国産の桧無垢フローリングを貼りました。

Yoshitaka Uchino

普通の合板フローリングより
かなり割高ですが、「付加価値」を考えました。

無垢フローリングは、足元が柔らかな印象があって、特に子どもにおすすめです。

このマンションは、ほぼ全ての住戸が「ファミリー向け」であることも大きな理由です。

難点としては、賃貸マンションなので、

不動産会社B

退去・新規入室の際の
傷の補修が大変なのでは・・・

管理する不動産会社から、管理上の懸念がありましたが、

不動産会社B

賃貸で無垢フローリングは、
ほとんどないので、売りになりますね!

という話を頂いて、最終的に「桧無垢フローリング」に決定しました。

完成後、3年ほど経過しますが、

不動産会社B

デザイン性と無垢フローリングは、
賃料高めですが常時満室です!

このような声を頂き、大変嬉しく思いました。

こちらは、とても良い桧無垢フローリングで、今後も様々な地域の国産フローリングを使ってゆきたいと考えます。

桧は様々な名産地があるので、特に桧は今後も一押ししてゆきたいです。

とても美味しい熊野のみかん:芳醇な味

熊野のみかんジュース(自然塾)

同業者さんからは、「熊野のみかんジュース」を頂きました。

Yoshitaka Uchino

これは、
とても美味しい!

あまりに美味しいので、頂いたジュースを飲んだ後に新たに買いました。

その時に、みかんも売っていたので一緒に購入しました。

熊野みかんを食べてみると、

Yoshitaka Uchino

とっても
美味しいです!

「みかんって、こんなに美味しいのか!」と思いました。

これまで、みかんは本場の愛媛産や熊本産などのみかんを現地で食べましたが、

Yoshitaka Uchino

愛媛や熊本のみかんを
上回るほど美味しいです。

Yoshitaka Uchino

みかんに対する概念が、
大きく変わってしまうほどの衝撃を受けました。

熊野のみかん(自然塾)

販売しているのは、熊野の自然塾というサイトです。

とてもオススメなので、ぜひサイトをご覧ください。

そして、熊野のみかんをぜひお試しください。

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