前回は「軸組建築の風合いが美しい松本城〜築430年余りの木造建築・平成復元の太鼓門〜」の話でした。
日本人の「憧れの大地」北海道:全国土の約20%の北海道

今回は、久しぶりに北海道を訪問した話をご紹介します。
島国・日本には様々な島がありますが、圧倒的な存在感を放っているのが北海道です。

最も広いのは本州で、本州の面積は、日本の全国土の面積の約60%程度あります。
首都・東京、二府県である大阪と京都を有する本州は、日本列島の骨格のような存在です。
そして、本州の1/3ほどの大きさであり、日本の全国土の面積の約20%程度を有する北海道。
本州が「背骨」であれば、「頭」に相当する北海道は、その広大な大地が魅力的です。

中学3年生の時に、
友人と北海道を巡る旅をしました。
筆者は、中学校3年生の時に、列車が好きだった友人たちと4名で、北海道を広く回った経験があります。
当時、初めて知った「青春18切符」で上野から特急に乗って北海道に向かい、そのまま青函トンネルを抜けました。
そして、函館にようやく到着した時は、感激したのを記憶しています。
この時は、「列車好き」の友人に引きずられて、「列車で北海道へ行く」ことになりましたが、



このとき、飛行機ではなく
列車で行った経験は良かったです。
列車ならでは、の旅が経験できたことは、今になって思うと貴重な経験です。



深夜特急の電車で、
初めて電車の中で寝ました。
電車の中の、カプセル式のようなベッドで寝ましたが、なかなか寝られなかったのも良い思い出です。
本州の方が大きいですが、北海道ならではの広大な大地は、日本人にとって「憧れの大地」です。
優雅な大地が広がる美瑛


北海道中部に広がる大地にある美瑛は、かなり観光地化されています。
「ケンとメリーの木」など、様々なポプラの木などがあり、観光客はそれ等を見て回ることになります。


それらの観光スポットも気になりますが、美瑛の広大な大地を楽しむ気持ちが大事だと思います。


国土の面積に対して山が多い日本では、パッとひらけた大地が、なかなかありません。
関東平野・濃尾平野・大阪平野など、いくつかの平野がありますが、平野は全面的に都市化されています。
この北海道の「都市化されていない広大な平野」は、日本にとって宝です。


山々が立ち並び、広大な平野と山々のセットの風景こそが北海道です。
山の風景は信州の方が美しいと思いますが、平野の向こうにうっすらと山が見える雰囲気も良いです。
山が美しい信州・上田の話を上記リンクでご紹介しています。


美瑛は北海道の中でも、外国の人に有名らしく、大勢の外国の方がいました。
少し騒々しいくらい大勢の外国の人がきていて、近年の「インバウンド」を肌で感じました。


精神が解放されるような、北海道の大地が広がる美瑛の町。
ぜひ、訪れてみてください。