支笏湖湖畔の優美な温泉宿・丸駒温泉旅館〜温泉に浸かりながら見る湖と月・支笏湖のデザイン性高い鉄橋と雄大な山々〜|支笏湖2・建築設計と旅と歴史

前回は「北海道の美しい支笏湖〜日本有数の水質と雄大な景観・水中遊覧船で見る魚たち・火砕流の溶結凝灰岩〜|支笏湖1・建築設計と旅と歴史」の話でした。

目次

支笏湖のデザイン性高い鉄橋と雄大な山々

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支笏湖(新建築未来紀行)

支笏湖を訪問し、水中遊覧船に乗りました。

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支笏湖(新建築未来紀行)

支笏湖の水中の魚たちが泳ぐ姿を、目の当たりにすることができ、

子ども

たくさんの
魚がいるね!

Yoshitaka Uchino

たくさんの魚たちが
群れて泳いでいるね。

水族館などで見る雰囲気とはだいぶ違い、よりリアルな魚たちが泳ぐ様を楽しみました。

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支笏湖(新建築未来紀行)

水中ボートのあとは、定番の「スワンボート」に乗りました。

大型のボートも良いですが、自分が好きなところに行ける「スワンボート」もとても良いです。

支笏湖周辺では、様々な軽食を食べることができ、散歩することもできます。

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支笏湖(新建築未来紀行)

上の写真のような鉄橋もあり、支笏湖畔を歩いて、色々な景観を楽しむことができます。

透明〜水色の湖と、緑の山々の中に赤い鉄橋があると、景観としては邪魔です。

この鉄橋は、シンプルなデザインだったので、赤色が少し目立ちますが、周辺の景観にフィットしていました。

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支笏湖(新建築未来紀行)

ディテールを見ても、細い鉄骨がきれいに組まれた鉄橋です。

Yoshitaka Uchino

支笏湖の景観に配慮した
鉄橋でした。

支笏湖湖畔の優美な温泉宿・丸駒温泉旅館:温泉に浸かりながら見る湖と月

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支笏湖:丸駒温泉旅館(新建築未来紀行)

支笏湖を訪問するにあたり、とても楽しみにしていたのが温泉宿です。

支笏湖湖畔にある丸駒温泉をぜひ訪問したいと思っていたので、この機会に向かいました。

大正4年(1915年)創業の丸駒温泉は、創業者の佐々木初太郎が、

佐々木初太郎

このような美しく、
平和にあふれる世界は見たことがない・・・

このように「支笏湖の自然を愛した」初太郎。

その思いを形にするために、苦労して丸駒温泉を創業しました。

100年以上前のことであり、大いなる歴史を感じます。

そして、創業以来ずっと支笏湖周辺の自然を守り、大規模なインフラ工事を行っていません。

「支笏湖ブルー」と言われる、青色の輝きを放っている支笏湖の景観を大事にする姿勢を堅持しています。

電気・水道を自給自足しているので、周辺には電柱や電線はなく、美しい景観が保たれています。

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支笏湖:丸駒温泉旅館(新建築未来紀行)

丸駒温泉旅館で最も素晴らしいのは、温泉に入りながら支笏湖や月を眺められることです。

上の写真は、温泉付近の展望台のような空き地から撮影した写真ですが、

Yoshitaka Uchino

この光景を温泉に
浸かりながら見られるのは素晴らしいです。

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支笏湖:丸駒温泉旅館(新建築未来紀行)

時が過ぎると、月が段々と輝きを増してゆきます。

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支笏湖:丸駒温泉旅館(新建築未来紀行)

この時は、夕方から夜になってゆき、月の光が水面に輝く時間まで眺めていました。

その後に、丸駒温泉旅館の温泉に浸かりましたが、

Yoshitaka Uchino

温泉の足元が
付近の少し大きめの丸石で、驚きました。

自然の岩で囲まれた温泉の床面は、付近の大きめの丸石でできており、まるで「湖に浸かっている」気分でした。

これまで入った温泉は、ほとんどが地元産含む平らな石の板だったので、とても新鮮でした。

丸石は足裏に優しく、気持ち良いです。

そして、丸石を掴んでみると、支笏湖の歴史を感じることができます。

華麗で優美な温泉宿とも言える「丸駒温泉旅館」へ、ぜひお越しになってみてください。

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