個人邸の設計にとりかかる前のお話|個人邸の建築設計

前回は「練馬の家を振り返って」の話でした。

豊島の家:計画地

こんにちは。

今回は、どのような感じで設計を進めていくのかについての話です。

私たちのオフィスでまずは打ち合わせをします。

その後、計画地へ行きます。

現地を視察することも重要な業務です。

豊島の家:計画地

計画地と周辺環境の雰囲気が実際どのような感じなのかを確認します。

行ってみて、初めて気が付くこともあります。

普通の住宅地でも、地域で様々な特色があります。

ここは
南側に開けた土地ですね。

そうですね。
南側採光を意識して欲しいです。

 

自然の光が降り注ぐ
空間を考えます。

などと、建主と話します。

豊島の家:夜景

商業地域では周囲もにぎやかな様子です。

前の通りは
車の行き来が多いですね。

はい、
とても賑やかな商店街です。

2階からは、地域のシンボルの
神社の森も見えそうだな・・・

設計のコンセプトを考えます。

豊島の家:玄関

近隣との建物の関係も確認します。

出来る限りお隣さんと窓の位置は、ずれている方がいいですよね。

そのようなことにも配慮して、計画します。

ここに窓をつけると、相手の家からの視線が
気になりそうです。

近隣の
開口位置も押さえよう。

豊島の家:個室

この様に計画地の様子を知ることから始まります。

現地を知ることで、設計案のイメージもより膨らみます。

それぞれの地域の特色を活かして、建主や周囲に配慮した計画をしています。

竣工写真は、下記サイトをご覧下さい。

新建築紀行

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