自然の体験からアイデアを考えること〜シドニーオペラハウスのデザイン・みかんの皮とアイデア・生命力と有機的デザイン〜|丹波黒枝豆の収穫体験③

前回は「子どもと一緒に枝豆収穫体験〜奥深い歴史の丹波黒枝豆・丹波の領主・明智光秀と黒枝豆・大掛かりな枝豆収穫作業・本格的農作業を体験・美味しく頂いた黒枝豆〜」の話でした。

目次

自然の体験からアイデアを考えること

こんにちは。

普段の生活や、いつもと少し違うことをした時など、どんな時も何か新しい出会いがあると思います。

初めて見ることや知ることがあり、いい機会になった枝豆狩り。

とっても
楽しかった〜!

また
こういうことやりたい!

また今度
やろうね!

子どもが喜んでくれて、私たちも楽しかったので、これだけでも十分ですが、

こんな体験も、
仕事に活かすことが出来るかな。

と思うことがあります。

食べ物と建築設計というのは、全く違うものです。

それでも、アイディアのヒントになることもあります。

シドニーオペラハウスのデザイン:みかんの皮とアイデア

Sydney Opera House(新建築紀行)

オーストラリアのシドニーにある、有名なオペラ座をご存じでしょうか。

あのフィンのような形は、オペラ座を設計したデンマーク出身の世界的建築家ヨーン・ウッツォン。

ヨーン・ウッツォンは、みかんの皮をむいている時に思いついたそうです。

この「みかんの皮」を
デザインに活かせないだろうか・・・

みかんの皮をみて、
デザインに活かすんだ。

そういう
発想はすごいな。

それくらい、建築家は建築に没頭している人が多いということですね。

Sydney Opera House(新建築紀行)

この「みかんの皮」から生まれたデザインのアイデアという視点から改めてみると、新しい発見があります。

「みかんの皮」がこうなって、
ここがこうかな?

ヨーン・ウッツォンが実際にどのように考えたかは分かりませんが、夢想するだけでも面白いです。

生命力と有機的デザイン

吉祥寺の集合住宅:コンセプト模型(新建築紀行)

そこで、

枝豆から、
何かヒントが得られるのかな。

と考えてみました。

すぐに閃くものではありませんが、例えば、

この生命力を
感じる枝葉の勢いを・・・

有機的な形として、
設計に反映してみようかな。

と考えることが出来るかもしれません。

吉祥寺の集合住宅は「均等グリッドに生命力と有機的空間をもたらす」ことを考えました。

日々の暮らしがふとした時に建築とつながると、新たな発見になります。

何気ない小さな出来事も、

心に留めておくと、
役立つ時があると感じています。

日常生活を楽しみながら、設計・デザインの仕事に役立てられたらいいな、と思っています。

新建築紀行

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