前回は「坪単価の話 1〜木造戸建新築〜」でした。
今回は、坪単価と仕様の話です。
総工事費・コストや坪単価は、大きくは設計・デザインの内容によります。

デザインの影響が最も大きいですが、仕様(材料や設備機器の種類)も、
コストに大きな影響を与えます。


豊島の家では、いつも使っている桧無垢フローリングを床材に選びました。
一般的なフローリングは「複合フローリング」で合板にシートを貼った床材です。
合板に1~2mm程度の無垢材を表面に貼って「半無垢材」のような床材もあります。


豊島の家ではリビングだけでなく、個室や廊下・洗面・トイレに至るまで、全てを桧無垢フローリングで統一しました。



高価な桧無垢材ですが、手頃な価格の高品質な
桧の無垢フローリングを使用しています。
お付き合いのある野地木材工業さんの国産熊野産フローリングが美しく、高品質でオススメです。


桧無垢フローリングは複合フローリングより高価です。



無垢材ならではの、優しい肌触りがあります。
木本来の温かみがあり、冬も「暖かい」と建主に大好評です。
材質・メーカーにもよりますが、最も一般的にな複合フローリングと比較すると、桧無垢フローリングは2倍以上の価格となります。
私たちは「価格以上の良さがある」と考えておりますので、建主に無垢フローリングを提案することが多いです。
弊社のサイトでは、大体の設計監理費・工事費用がシュミレーションできるシステムがございます。
ご要望や地域差によりますので、参考程度にして頂ければと思いますが、目安が分かりますのでぜひご活用ください。